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鳥取大学

鳥取大学医学部附属病院

報告者氏名:大東美佐子

H28年度
国公私立大学病院副看護部長研修

地域包括ケア時代の内服セーフィティ・マネジメント -在宅の視点を重視した医療安全管理部の取り組みー

[概要]
鳥取大学医学部附属病院は、全国で最も人口が少ない上、高齢化が進んでいる鳥取県唯一の特定機能病院である。在宅復帰率は92%で患者はほぼ在宅に戻っている。中には一人暮らしや老々介護で生活をされ、不適切な内服管理のために再入院を繰り返し、重症化する患者も少なくない。これまではGRMとして、最も多い内服インシデントの件数をいかに減少させるかに注目してきた。しかし、地域の中核病院として行われた医療が途絶えないよう、入院中より在宅に繋がる内服管理ができるよう患者に関わることの重要性に気づかされた。患者家族が短い入院期間中に自宅でも継続できる内服方法が獲得できるまでに見届ける体制ができれば、患者は安心して地域で生活できると考える。そのためには、自宅で生活する患者の視点に立った医療者の意識の変革が必要であると考え、看護師長を始め、医療安全リンクナース会を通して、自宅でも継続できる内服管理方法(内服管理テンプレートなど)を構築するために取り組んだ。その結果、インシデント発生後も自己管理が継続できるように患者と共に考える事例が増加した。さらに、来年度4月に薬剤師GRMの誕生をチャンスと捉え、医療安全管理部の看護師GRMとして、薬剤部・医師・看護部間をつなぐキーパーソンとなり、この体制が整備できるよう役割を果たしていきたい。

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