宮崎大学

宮崎大学医学部附属病院

報告者氏名:小田浩美

H28年度
国公私立大学病院副看護部長研修

コンピテンシー・モデルを活用した看護管理者育成の取り組み

[概要]
当院看護部では、看護管理者の定年退職による世代交代をむかえている。さらに、組織において質の高い看護実践を行うためには、看護管理者としての個々の能力を高め、看護管理者の育成を図ることが急務である。そこで、看護部では、成果につながる看護管理力の開発を図るために、コンピテンシーを導入することとなり、看護部内のキャリア開発委員会と共に活動することとなった。
コンピテンシーを導入するにあたり、看護管理者の世代交代の現状について看護管理者間で共有した。その上で、コンピテンシー・モデルの活用及びコンピテンシー学習会の必要性を共通理解した。その後、キャリア開発委員会とともに、看護管理者(看護師長・副看護部長・看護部長)を対象にコンピテンシー学習会を企画・実施した。学習会開催後、コンピテンシー学習会の参加者を対象にアンケート調査を実施した。その結果、コンピテンシー学習会は、看護管理者がお互いに自分の看護管理場面を伝え合うことで共感するとともに、承認の場になっていた。さらに、看護管理者がどのように職務を遂行するかを伝える場、学習の場になっていることがわかった。そして、学習会の参加者は、コンピテンシー学習会の必要性を感じ、今後も継続していきたいと思っていることがわかった。次年度は、「コンピテンシー評価」の試行を予定している。また、今後は、コンピテンシー評価の活用を含めて、看護管理者教育を体系化していくことが課題である。

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