京都府立医科大学

京都府立医科大学附属北部医療センター

報告者氏名:山添幸子

H28年度
国公私立大学病院副看護部長研修

認知症ケア質向上のための体制整備

[概要]
2025年超高齢社会を見据えた医療政策、認知症患者ケアの充実を推進する認知症国家戦略策定が進められている。
当院は京都府北部に位置し丹後医療圏の中核病院としての役割を担っている。丹後医療圏での高齢化率の平均は35.4%と全国平均の26%を大幅に上回っている。27年度は入院患者の60%以上が75歳以上を占め、入院治療による認知症症状の悪化により治療困難、在院日数の延長となるケースも少なくない現状である。当院では平成26年認知症疾患センターが開設され、専門医療の提供、医療相談等行っている。また看護部では、認知症ケアプロジェクトを発足、モデル病棟を設定して認知症ケアの質向上に向けて取り組んでいる。平成28年4月診療報酬の改定により、認知症ケア加算が新設されたことを機に、病院全体で認知症ケアの質向上を図るためには、組織的な体制整備、多職種チームでの活動が必要と考えた。そこで、専門的な知識を持ち指導的な役割を担うスタッフの育成、認知症ケア手順・標準看護計画の作成等6項目の実践計画を立て取り組んだ。その結果、体制整備の途中ではあるが、職員の意識向上、行動変容につながった。

PDFファイルを開く